CaNoWが叶えた願い

自分の彫刻作品を見に行きたい

#043

自分の彫刻作品を見に行きたい

彫刻家として活動するY.Mさん(63歳・男性、大分県在住)には、ずっと心に抱いてきた願いがありました。それは、2012年に徳島県に設置した、自身の彫刻作品を見に行きたいというものです。 「設置した場所は霊園で、彫刻設置後に外構工事が施行されました。私はその後、その場所を訪れることができず、最終的な仕上がりが自身の目で確認できていません。もう一度その地を訪れ、私の彫刻と周辺の環境を見てみたいと思っ……
「映画館へ行きたい!」

#041

「映画館へ行きたい!」

Mさん(享年31歳)は子宮頸がんを患っていました。末期状態となり、積極的治療はできないと医師に告げられたため、入院していた病院を退院。残された時間は、本人には伝えられませんでしたが、数カ月でした。 Mさんは身寄りがありません。病状から一人暮らしは難しいため、退院後は医療対応型施……
姉妹でおしゃれを楽しみたい

#042

姉妹でおしゃれを楽しみたい

三宅紫穂さんは小学4年生の女の子。母親の円夏さんが初めて異常に気づいたのは3歳の時でした。 「道路で歩いていて転ぶと、たんこぶが引かなくて」(円夏さん) 10件以上の病院を回り、ようやく「神経芽腫」と診断されました。神経芽腫は、神経の細胞にできる小児がんの一種です。 治療をスタートし、1年……
1歳の息子を抱えてがんに… 「体が動く今のうちに思い出を作りたい」

#039

1歳の息子を抱えてがんに… 「体が動く今のうちに思い出を作りたい」

東京都に住む安室(やすむろ)早紀さん(29歳)は、脳腫瘍と闘ってきました。もともと自然が大好きで活発な性格でしたが、闘病のため、遠出することが難しい状況でした。そこでCaNoWに「体が動くうちに、家族で自然に触れ合える体験をしたい」という願いを寄せてくださいました。CaNoW……
埼玉県 Aさんとご家族 「未来の家族に想いを届けたい!」

#040

埼玉県 Aさんとご家族 「未来の家族に想いを届けたい!」

埼玉県に住むAさん(30代、仮名)は、2021年に何気なく受けた人間ドックをきっかけに、スキルス胃がんのステージⅣと告知されました。リンパ節への転移と、腹膜播種(がん細胞が腹膜に広がること)もあり、医師からは「手術は難しい」と厳しい現実を告げられます。 しかし、抗がん剤投与を受けたところ腹膜播……
祖母が生まれた「喜界島」(鹿児島県)に行きたい!

#038

祖母が生まれた「喜界島」(鹿児島県)に行きたい!

京都市在住のモー子さんは、18歳の高校生。希少がんであるユーイング肉腫を患い、闘病を続けてきました。そんなモー子さんの願いは、「祖母が生まれた喜界島を訪れたい」。遠く離れた離島の大地を、自分の足でしっかりと踏みしめるため、CaNoWと力を合わせてのチャレンジが始まりました。 ……
QLifeがんプラス5周年記念イベント 家族で水族館に行きたい!

#037

QLifeがんプラス5周年記念イベント 家族で水族館に行きたい!

福島県在住の池田ひろみさんの長男の大空(そら)さん(17歳)は、1歳の時「退形成性上衣腫」と診断されました。脳腫瘍の一種で、希少ながんです。以来、手術のために17回も入退院を繰り返してきました。直近となる2022年春の入院生活は4カ月におよび、大空さんはもちろん、ご家族も大変な思……
QLifeがんプラス5周年記念イベント「家族そろってお出かけしたい」

#036

QLifeがんプラス5周年記念イベント「家族そろってお出かけしたい」

宮城県に住むゆうきくん(6歳)が眼球のがん(網膜芽細胞腫)と診断されたのは、生後5か月の時でした。抗がん剤などの治療を2年間ほど続けたところ、右眼の腫瘍は縮小し、左眼では消失。いったんは病状が落ち着きました。しかしその4年後、ゆうきくんの6歳の誕生日に再発が判明しました。 右の……
QLife遺伝性疾患プラス2周年記念イベント レット症候群とともに生きるご家族「娘をオシャレで楽しませたい!」

#035

QLife遺伝性疾患プラス2周年記念イベント レット症候群とともに生きるご家族「娘をオシャレで楽しませたい!」

遺伝性疾患情報の専門メディア「QLife遺伝性疾患プラス」は、サイトオープン2周年を記念し、『CaNoW』とともに患者さんの「願い」を叶える企画を実施しました。今回の応募者は、大阪府に住む谷岡哲次さん。谷岡さんの長女紗帆さん(14歳)は、遺伝子の突然変異が原因の希少難病「レット症候群……